| スノートレッキングの楽しみ方 スノーシューやワカンをご存じですか?アウトドアが好きな人ならば、一度ぐらいはアウトドアショップや雑誌などで見たことがあると思います。
どちらも雪の上を歩く道具です。古来より日本でも雪深い地方ではワカン(カンジキ)が使われてきました。スノーシューはその外国バージョンで、西洋カンジキなどとも呼ばれます。
同じ雪の上を歩く道具としてはクロスカントリースキーなども冬ならではの楽しい遊びなのですが、誰でも気軽に遊ぶことが出来るという点ではスノーシューやワカンが一枚上手でしょうね。
なにしろ履いたその瞬間から雪の中を誰でも自由に歩けるようになりますからね。
まずは雪の中に一歩足を踏み入れてみましょう。なんと表現すれば良いのか、不思議な浮遊感とでも言えば良いのかな。ただ歩くだけ、簡単簡単。どんどん歩いて行きましょう。
少し歩行に慣れてきたら振り返ってみます。自分が今歩いてきた踏み後だけがず〜っと続いています。真っ白な雪の上に残る、今自分が歩いてきた踏み後を振り返る瞬間はなんとも気持ちの良いモノです。
今度は少しコースを外れて、すっかり葉を落とした森の中に入っていきます。魔法瓶に入れておいた暖かいお茶でも飲みながら、雪の森を観察してみましょう。暖かくなれば美しい新緑となる冬芽は雪の中でもしっかりと生きています。
他の季節には入っていけない森の中へも降り積もった雪の上をスノーシューやワカンを付ければ自由に歩き回る事が出来ます。雪の上を注意深く観察すると足跡や糞やオシッコの後など野生動物のフィールドサインを見つける事が出来ます。
野ウサギなどは比較的簡単に見つかりますよ。
美しい雪景色の中、のんびりと自然の息吹を感じる事。これがスノートレッキングの楽しみ方です。あっ、勿論暖かいランチも大事な楽しみの一つですね。(^^)
では次に、スノートレッキングを楽しむための様々な道具の紹介です。
はじめてツアーに参加されるお客様が一番心配されるのがウエアのようです。雪のフィールドでのウエアの基本はレイヤード、重ね着です。雪遊びはさぞかし寒かろうと、ダウンジャケットやセーターなどたくさん着込んでくるのは考え物ですよ。行動中はかなり暖かく汗ばむほどです。その汗が休息時などに身体を冷やす基になります。
少し寒いかな、と感じる服装で動き出せば丁度良い加減ですね。休息時にザックからフリースやセーターを取り出して着用しましょう。
これだけでは判りにくいので、僕の雪遊びウエアを紹介しましょう。パンツ(^^;
の上に厚手のアンダーウエア上下を着ます。さらにアウターとしてゴアッテックスなどの浸透素材のカッパ。コレでOKです。
雪が降ったりや風が吹いて寒い時はフリースなどをアンダーの上に着用します。「中間着で調整する」のがレイヤードの基本です。
もう一つ重要な事があります。下着からシャツにいたるまで綿製品は絶対に避けて下さい。綿製品は汗や雪などで濡れてしまった場合、とても乾きが悪くそれが厳しい自然条件になればなる程、命にも関わる問題にもなりますから要注意です。実際に、毎年ジーンズを履いて来られるお客様がおられるので笑い話では済まされないのです。(^^;
さて今度はシューズです。本格的にスノーシューやワカンを使って雪山ツアーへ出かけるならば、それなりの靴、本格的な登山靴が必要になってきますが、日帰りでのんびり散歩をしたい人やとりあえず一度体験したい人はわざわざ買う必要もありませんよ。
ちょっと話しは前後しますが、シューズとセットで必ず必要になるモノにスパッツがあります。これは必携です。足首から
雪などが入らないようにするカバーなのですが、トレッキングシューズをお持ちの方はこのシューズごとすっぽりと覆ってしまうスパッツと兼用になるカバーが登山用具を取り扱うショップで売られています。
その他内側が防寒処理された長靴や最近流行のスノーボートのシューズでも大丈夫です。 靴下はウールのモノが暖かくて良いですね。
あとは手袋と帽子です。帽子は耳がすっぽりと隠れるモノを選びましょう。手袋は何でも構いませんが、雪をさわったりして
濡れてしまいますので、換えを用意したり濡れない工夫が必要です。僕は帽子も手袋もウールが大好きなので 濡らさない工夫と言うほどでも無いのですが、ゴアテックス製のカバーなどを付けています。(それでも予備の手袋は必ず持参しますが)
その他の注意としては、季節が進むに連れて太陽も元気になってきます。 まぶしいお日様の下でのスノートレッキングは最高なのですが、雪焼けは遠慮したいですよね。
日焼け止めや雪目防止のサングラスは用意したいモノです。 最後にお問い合わせの多いスノーシューやワカンの選び方を少々。
一般的にはスノーシューは荷物も含めた総重量で選べば良いとされていますがさほど気にする事も無いですね。特にワカンなどはせいぜい大か小くらいしか選択肢は無いですから。
それよりもスノーシューとワカンの特徴を覚えておいて下さい。スノーシューは平坦なフィールドが得意で急な登り下りは特に苦手です。逆にワカンは登山でも使われるほどにフィールドを選びません。
先ほどの適応体重云々を気にして購入したのなら、平坦なフィールドではスノーシューに軍配は上がります。僕達は出かけるフィールドによってスノーシューとワカンを使い分けています。
気になるお値段の方はホントまちまちでスノーシューの方は1万〜、ワカンはアルミのもので6千円程、木製で7〜8千円位でしょうか。G-Outfitterのスノートレッキングツアーでは各種取りそろえていますので、履き比べて見るのも面白いでしょうね。 |